こんにちは、オモカゲ(@omokage_daisuke)です。
今回は「エアマックス 2090 HIDDEN MESSAGE」の紹介に引き続き、スニーカーレビューです。
ジョーダンエア ケイデンス「Fragment」とは?
90年代後半が青春だった筆者にとって「ストリート」という響きには格別な思いがある。
バスケ、ジーパン、スニーカー、それらブームは「ストリート」から支持された文化だった。
今回、無事に購入することができたジョーダンエア ケイデンス「Fragment」とは、まさにその時代の「ストリート」を象徴するかのようなスニーカーだ。
現役を退いてからも存在感を増していくジョーダンブランドとは、「裏原宿」が死語になった世界でもルイヴィトン、スターバックス、ナイキと数多くの世界的ブランドとコラボレーションが絶えない藤原ヒロシの存在感とどこか似ている。
そんな両者のコラボレーション。
同時に発売された真っ白なエアジョーダン3とのコラボシューズは買えなかったが、実はカラーリングやデザインなど日常で履き続けるのはこっちのケイデンスの方が本命だった。
かかとのビジブルNike Airテクノロジーは十分な厚さだ。
かかとにプルタブから、足入れも簡単ですぐに「ストリート」へと繰り出せる。
一歩待ちあげると野暮ったくなりがちなメッシュなアッパーも、リペア模様のパッチワークがいいアクセントになっている。
エディター「藤原ヒロシ」の仕事だからこそ
筆者にとって藤原ヒロシを客観的に理解できるきっかけとなったのは、川勝正幸さんによる「丘の上のパンク -時代をエディットする男、藤原ヒロシ半生記」を読んでからだ。
高校生の頃は、藤原ヒロシの影響を自覚さえしていなかった。
仮に自覚していても、藤原ヒロシ本人がクリエーターとしてのオリジナルティを公言することを意識的に避けていた以上、それを意識することは「非藤原ヒロシ的」とまで考えていたように思う。
しかし稀代の編集者だった川勝正幸さんが評するように藤原ヒロシを「時代をエディットする男」という編集者として認識することで、自然とその影響を自認することができた。
このスニーカーもまた「藤原ヒロシ・デザイン」としてでなく、「藤原ヒロシ・エディション」だと思うと途端に欲しくなってしまう。きっとそういう作用があるからこそ、コラボレーションの指名が絶えないのだろう。
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