こんにちは、オモカゲです。
本来なら今頃国挙げて盛り上がっていたはずのオリンピックは延期になり、夏の甲子園も中止に。
気温だけがバカみたいに高くなる一方で、どこか気の抜けた感じが否めません。
先日、用事があって甲子園まで行ってきたんですが、いつもの夏なら当たり前の光景だった、デザインの違う制服を着つつもみんな首からタオルを巻いて、それぞれの故郷から応援にやってきた高校生たちの姿が、今年は存在しないんだと思うと、なぜか切なくなりました。
こんな時は、あえて懐かしの夏を再現する必要があります!
そんなわけで、先日から「大人の自由研究」と題してテオ・ヤンセンのストランドビーストの組み立てキットにチャレンジしてます。
そして今回は、「ミニビースト」と同時購入した組み立てキット「ウミナミ」を作ってみます。
テオ・ヤンセンの「ウミナミ」
オランダの芸術家テオ・ヤンセンが作り上げる人工種族「ストランドビースト」は「浜辺の獣」という直訳が示すとおり、PVCで出来た無機質な物体が海岸を吹き抜ける海風を受けることで、生命を宿し、海岸を走り出す。
今回紹介する「ウミナミ」は前回の「ミニビースト 」とは違って、自律的に風を受けて動き出す動力は持っておらず、人力でハンドルを引っ張るか、もしくはミニビーストに牽引を依頼することで原始生物を彷彿とさせるような流体的な動きを見せるという。
まあ、難しいこと言っても仕方ないので、作っていきましょう。
箱を開けると、キットの少なさに驚きます。
前回のミニビースト(↓)と比べると拍子抜けするほど。
価格差が600円ほどあるのですが、それだけ構造がシンプルということでしょうか。
事実上、毛虫のような足だけの人工物のようです。
作るのはあっけないほどに簡単でした。しかしこの時はまだ僕はこのウミナミの繊細さを知りませんでした。
ということで一応完成。カタログでは組み立て所要時間40分ということですので、楽勝です。
上から見るとこんな感じ。
横から見るとこんな感じ。
前方に設置したハンドルを引っ張ることで、この多節足部がウニャウニャと動くということです。
では実際に動かしてみましょう。
このウミナミは浜辺を動くことに執着しているのか、タオルのように足が沈む環境下でなければ動きません。そんなわけで大きめの布を敷いてみたんですが、なんかちょっとぎこちない。牽引力と足の動きがうまく連動していない印象です。
それならばと引手を変えて、ミニビーストに牽引をお願いしました。
見事なまでのズッコケぶりです。これぞスタックの見本ですね。
やはりウミナミの挙動が思わしくなく、どうやら足関節に通っているゴムの調整が不十分なようです。
ということでちょっと残念な結果となりましたが、時間を見つけて調整してみようと思っています。追々、同時購入した他の二体も組み立てていきますので、お付き合いください。
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オモカゲでした。
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