こんにちは、オモカゲ(@omokage_daisuke)です。
今回ご紹介するのは学研から発売された組み立てキット「テオ・ヤンセン式二足歩行ロボット」です。
これまでも「ミニビースト」「ウミナミ」と二体の組み立てキットを紹介してきましたが、その第三弾となります。
テオ・ヤンセン式二足歩行ロボット
オランダの芸術家テオ・ヤンセンが作り上げる人工種族「ストランドビースト」は「浜辺の獣」という直訳が示すとおり、PVCで出来た無機質な物体が海岸を吹き抜ける海風を受けることで、生命を宿し、海岸を走り出す。
今回紹介する組み立てキットは、これまでの二体とは違ってテオ・ヤンセンが製作したオリジナル「ストランドビースト」を模したタイプではなく、その構造や機構を参考にして「大人の科学マガジン」編集部が作ったビースト。
テオ・ヤンセンは二足歩行のビーストを作っていないのに加え、彼自身が認めた貴重なキット。
二足歩行ロボットは日本人の夢なのです。
組み立て開始!
箱のデザインもカッコいいです。
で、早速開けてみると…..
パーツの種類が多くて、ネジ止めするのが特徴。そのためプラスドライバーが必要です。
構造としては「ミニビースト」に似ていて、前面から受ける風を動力とするのですが、違いは歩く方向。「ミニビースト」は海風を受けて海岸線を這うように動くため横歩きの構造でしたが、この「二足歩行ロボット」は前面から受けた風に向かって前進するタイプ。つまり向かい風に逆らうように動く、反骨精神旺盛なロボットなんです。
で、実際に作ってみるとこれがなかなかややこしくて、特に似たようなパーツが多くてその都度その都度説明書で確認しないといけません。しかもそれがわかりにくい。
作るのにはかなりてこずりました。
説明書には所要時間1時間と書かれていましたが、途中で間違って心折れかけたため1時間20分ほどかかってしまいました。
向かい風に立ち向かう!
組み立てるのに苦労した甲斐あって、出来上がりは素晴らしいです。
ロボットのようでありながら、血を這うような「ビースト」らしい挙動もあり、これはイイです!
二足歩行で、しかも向かい風に向かって前進するため、決してバランスはよくなく風の強さや向きによってはすぐに転んでしまいますが、環境が整えばしっかりと動いてくれます。
このムーブは素晴らしい!
例えば「ミニビースト」のように組み立てていくうちに構造が把握できて、説明書を見なくても勝手に手が動いていくような楽しみはこのキットには感じませんでした。パーツの種類が複雑であることや、ねじ止めを行うことなど「作らされている」と感じたのも事実。
しかし出来上がりはその苦労に見合うだけあって、素晴らしかったです。
同時購入した組み立てキットも残すところあと一つ。
もうそろそろ夏も終わりそうですが扇風機を押し入れに
仕舞い込む前に、それも組み立ててみます!
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それでは、オモカゲ(@omokage_daisuke)でした。
テオ・ヤンセンのミニビースト他組み立てキットはこちらで購入→ショップ学研+
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