![DSC02689.jpg DSC02689](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC02689.jpg)
こんにちは、オモカゲ(@omokage_daisuke)です。
家賃1万8千円の格安アパートをYouTube撮影スタジオ化する計画の一つとして、撮影用LEDライト「GODOX SL60W」を購入したのでファースト・インプレッションをお送りします。
Contents
買ったのは「GODOX SL60W」!
今回、YouTube撮影用に購入したのは「GODOX SL60W」というタイプ。
国内外のYouTuberさんが「コスパ最高」と絶賛するモデルで、格安カメラ機材を売り出す中国の会社「GODOX(神牛)」が「SLシリーズ」というコスパに優れた定常光ライトを販売していて、今回購入したのはその「60W」モデル。
「60W」の他に「150W」や「200W」といった上位モデルも用意されています。
【Godox正規代理店】GODOX SL150WII SL150W II 150W Ledビデオライト Bowensマウント 58000lux@1m CRI96+ T...
「SLシリーズ」の他にも、より軽量かつコンパクトで電源バッテリーが本体と分かれている「VL」シリーズ。
そして写真用のモノブロック兼用モデルの「FV」シリーズもあります。
ビデオ撮影と写真のブツ撮りの両方を一台で済ませたい方には「FV150」がおすすめです。
実は最後まで「FV150」と迷ったのですが、今回は一番安い「SL 60W」を試すことにしました。
「FV150」はスペック的にもかなり興味深いモデルなので、もう一灯付け加えるときには試してみようと思います。
「GODOX SL60W」を購入する際の注意点
購入前の注意点として、「PSEマーク」の扱いがあります。
PSEマークとは日本の販売業者に「義務つけられた」、電気関係の認証システム。しかしAmazonなどでは事実上野放し状態。
本来なら迷わずPSEマーク付きを買うところでしょうが、この「SL 60W」はちょっと事情が複雑。
というのも、現在(2020/8時点)AmazonではPSEマーク付きとPSEマークなしの製品が混在しています。その違いは海外で販売されているオリジナルモデルでは同封されているリモコンが、PSEマーク付きには付属しません。
大事なことなので繰り返しますが、PSEマーク付きはリモコンなし。おそらくリモコンの電波関係が技適を通過しなかったのではないでしょうか。
![スクリーンショット 2020-08-18 9.33.06.png スクリーンショット 2020 08 18 9 33 06](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/93508696f06e6816b7ebd1b29a328e31.png)
つまりリモコン欲しけりゃ、PSEマークなしを買う必要があります。
自撮り撮影がメインの場合はリモコンがあればカメラの前でモニターしながら光量をコントロールできますが、なければライト本体の後ろからノブを回して調整する必要があり面倒。
安全性を取るか、利便性を取るか、なかなか難しいところですが、そこは安全性を優先したいところですね。
「GODOX SL60W」を早速開封!!
![スクリーンショット 2020-08-18 9.37.45.png スクリーンショット 2020 08 18 9 37 45](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/9356e8f07830e5248b3fb3bfec2fa8c1.png)
段ボールを開けると、まず説明書と保証書が登場。
![スクリーンショット 2020-08-18 9.38.40.png スクリーンショット 2020 08 18 9 38 40](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/fe6af1edbb1f6dc74adbc581385b09ea.png)
購入したのはPSEマーク付きと言うこともあり、ちゃんと日本語の説明書と保証書が入っています。中国語の保証書も入ってました。
![スクリーンショット 2020-08-18 9.39.32.png スクリーンショット 2020 08 18 9 39 32](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/2178aad68053998453cf4d23c801901b.png)
そしてコンセントは三又です。壁のコンセントに直接差し込む場合は、変換プラグを別途購入しましょう。おそらく棒状の差し込みを折ってしまえば使用可能でしょうが保証に影響すると思われます。
ただタップなどに差し込む場合は、そのまま押し込めば刺さる場合が多いです。
![スクリーンショット 2020-08-18 9.40.54.png スクリーンショット 2020 08 18 9 40 54](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/20ae9fc3ffc851ae1c4ed43391e36932.png)
同梱物はシンプル。
本体と保護カバー、リフレクター、電源コード、それに説明書・保証書です。
![DSC02684.jpg DSC02684](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC02684.jpg)
こちらが発光ポイントになります。
あと、私が購入した商品には「バーンドア」も同梱されていて、これがなかなか使えそうでした。
![DSC02682.jpg DSC02682](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC02682.jpg)
リフレクターに直接設置可能なバーンドアには光を直進させるグリッドも付いていて、ドアを開閉することで光を集約・拡散することが可能になります。スポットライトの代替としても使えそう。
![DSC02683.jpg DSC02683](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC02683.jpg)
そしてイエロー・レッド・ブルー・グリーン四色のカラーシートも付いてきます。バーンドアに差し込めば使用可能。
![DSC02680.jpg DSC02680](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC02680.jpg)
ということでこれだけ付いて、お値段は約1万7千円! ビデオライトの定番「Aputure」の同等品と比べると、1/5ほど出費が圧縮できます。
ソフトボックスの同時購入もおすすめ
本体の他にもバーンドアも付いているので、このままでも撮影開始できるでしょうが、やはり光を柔らかくするためにもディフューザーは必須。トレーシングペーパーをバーンドアにクリップすることもできますが、少々面倒。
そんなことなら、最初からソフトボックスの購入をおすすめします。
定常光ライトにせよモノブロックにせよ、ソフトボックスは欠かせません。
「GODOX SL60W」は統一規格「ボーエンズマウント」を採用しているので、他社製品のソフトボックスも使用可能。今回は同じGODOX製のグリッド付き95cmオクタゴンボックスを購入しました。
![DSC02687.jpg DSC02687](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC02687.jpg)
![DSC02688.jpg DSC02688](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC02688.jpg)
ここにリフレクターを外した状態で突っ込めば、インストール完了。
「GODOX SL60W」のファースト・インプレッション!
結論から言うと、自撮り撮影には十分すぎる性能でした。
![DSC02689.jpg DSC02689](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC02689-1.jpg)
リフレクターのみの使用では光源が眩しくて直視できません。
![DSC02693.jpg DSC02693](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC02693.jpg)
ソフトボックスを装着することで光は拡散され柔らかくなります。そうすると光量自体は抑えられることになるのですが、自撮りで使用する分にはMAX100%では露出を絞ることになります。
YouTube撮影では被写界深度を浅くしたいため露出を開けることになると思います。今回はF 1.8で60%ほどの光量で十分でした。
これまでのYouTube撮影ではスパイラル蛍光灯を使用しており、それだと肌が実際よりも赤くなる傾向にあったのですが、GODOX SL60Wではそれも改善されました。
![スクリーンショット 2020-08-18 10.38.17.jpg スクリーンショット 2020 08 18 10 38 17](https://omokage-expo.com/wp-content/uploads/2020/08/4b8e338f5cee517789ac143601834117.jpg)
ほぼ同じ位置から照射してみると、蛍光灯よりも自然なスキントーンになりました。
買ったばかりで総合的な判断はまだできませんが、これなら十分です。
ただし、自撮り以外のブツ撮りや、シャッタースピードが上がるスローモーションやハイフレームレート撮影でどこまで使用できるかは未知数。
それもまた試してみようと思います。
とにかくYouTube撮影やリモートワークなどで撮影ライトに苦慮されている方にはおすすめできる製品です。
こちら(↓)が本記事の動画になりますので、ご登録含め、よろしくお願いします。
それでは、オモカゲ(@omokage_daisuke)でした。